名古屋の社会保険労務士事務所、労務サポートです。

派遣元会社にたいして、人材確保助成金（派遣元特例コース）が新たに創設されました。
人材確保等支援助成金（派遣元特例コース）
そこで、要点をまとめました。

助成金創設の経緯

派遣労働者の同一労働同一賃金についての
労使協定方式の通達に一部誤りがあり訂正がありました。

訂正があった一般賃金水準を利用していた派遣元会社は
労使協定を再締結する、新協定との差を補う作業を余儀なくされます。
そこで、「人材確保支援助成金（派遣元特例コース）」として助成が行われるようになりました。

対象となる派遣会社

対象となる派遣会社は以下の通りです。

1. 令和6年4月1日以降、派遣労働者を雇用している派遣会社
2. 令和7年3月31日までの間に、賃金制度の整備または改善を実施

より詳細な条件は厚生労働省のホームページをご覧ください。
人材確保等支援助成金（派遣元特例コース）

支給額

支給額は、5万円に派遣労働者一人あたり1万円を足した額です。

手続き

1. 支給申請書
2. 派遣労働者名簿
3. 整備または改善を行った賃金制度の内容及び制度を実施したと確認できる書類
4. 支給要件確認申立書
5. 支払い方法、受取人住所届

以上の書類を揃えて、令和6年6月28日以降
会社の所在地を管轄する都道府県労働局で申請します。

名古屋の社会保険労務士事務所、労務サポートは、派遣会社の手続きや助成金の申請を代行します。

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