少子高齢化加速!中小企業が行うべき採用戦略とは?
名古屋の社労士事務所、労務サポートです。
2023年2月に厚生労働省が「人口動態統計速報」を公表しました。
普段は話題にならない統計情報ですが、衝撃的な数字でしたので、最近話題になっています。
今回は少子高齢化が加速する時代に、中小企業が行うべき採用戦略について解説します。
少子高齢化のスピード加速
統計速報によると、2022年1月~2023年12月の出生数は79万9728人となり
統計開始以来初めて80万人を下回りました。
新型コロナウイルスの影響が3年以上続く中、
感染の不安や経済状況の懸念から妊娠を控えるケースもあったと見られます。
育児には3000万円と予想以上にお金が必要ですので、当然の流れなのかもしれません。
想定以上に少子高齢化が加速し、この流れは今後も続くでしょう。
岸田総理は
「危機的な状況だと認識している。少子化のトレンドを反転させるために、子供・子育て政策を具体化し、政策を進めていく」
とコメントしています。
参考ページ 厚生労働省「人口動態統計速報」▼
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/s2022/12.html
中小企業が行うべき採用戦略は?
少子高齢化の進行により、中小企業に人手不足関連の倒産リスクが高まっています。
少子化による労働力人口の低下は重大な問題です。
中小企業が採用戦略を立てる際に以下のようなポイントを考えるといいでしょう。
- 企業の強みや魅力を明確に伝える
- 採用対象者のニーズや価値観に合わせた働き方や福利厚生を提供する
- 採用活動における情報発信や広報を強化する
- 採用代行や支援サービスなどを外部の専門家に依頼する
- 少子化対策に積極的に取り組み、支援策を活用する
外部の専門家に依頼することで以下のメリットがあります。
- 採用担当者の負担軽減やコア業務への集中
- コスト削減や効率化
- 採用力の強化やプロ目線での採用活動
- 採用市場や求職者ニーズの把握
特に採用担当者の負担軽減、採用力の強化やプロ目線の採用活動ができる
ことが最大のメリットかと思います。
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