【年収の壁】キャリアップ助成金に新コース!社保加入で最大「75万」

✅ 目的
経営者の方に向けて、厚生労働省が新たに創設した
「キャリアアップ助成金・短時間労働者労働時間延長支援コース」について
分かりやすくご説明します
この助成金は、短時間労働者の労働時間を延長し
社会保険に加入させる取り組みを支援するものです。
「年収の壁」問題に対応しながら、人材の定着・処遇改善を図ることができます。
最大75万円の助成が受けられる!
「年収106万円の壁」に対応するため
「社会保険適用時処遇改善コース」での労働時間延長を見直し、助成額も引上げます。
以下の表のように、2時間以上5時間未満の労働時間の延長と
賃金増額に取り組んだ企業に対し
労働者一人あたり2年間最大75万円を助成します。
労働時間の延長 | 賃金の増額 | 小規模企業の助成額(1人あたり) |
---|---|---|
5時間以上 | 不問 | 50万円 |
4〜5時間未満 | 5%以上 | 50万円 |
3〜4時間未満 | 10%以上 | 50万円 |
2〜3時間未満 | 15%以上 | 50万円 |
さらに2時間延長 | 不問 | 25万円 |
基本給を更に 5%以上増加 | 25万円 |
※中小企業・大企業は助成額が異なります。
この表の小規模企業とは、常時雇用する労働者の数が30人以下である事業主を指します。
📋 対象となる労働者
以下の条件を満たす方が対象です。
- 社会保険加入日の6か月前から継続して雇用されている
- 社会保険加入日から過去2年以内に同事業所で社会保険に加入していない
- 社会保険加入日から2か月以内に、週所定労働時間を一定時間延長することができる
社会保険の被扶養者から外れて働く労働者も増えてくると想定されます。
📝 手続きの流れ
- キャリアアップ計画書の提出 社会保険加入日の前日までに、労働局へ提出
- 取り組みの実施(6か月間) 労働時間の延長や賃金増額などを実施
- 支給申請 賃金支給日の翌日から2か月以内に申請
メリット
- 人手不足の解消:短時間労働者の活用がしやすくなる
- 従業員の定着率向上:社会保険加入で安心感が増す
- 助成金でコスト負担軽減:最大75万円の支援
- もし既存の「社会保険適用時処遇改善コース」を使っている場合でも、条件を満たせば切り替え可能です。
名古屋の社会保険労務士事務所、労務サポートが、助成金の申請をご支援します。
参考ページ
リーフレット「年収の壁対策 労働者1人につき最大75万円助成します!」
パンフレット「キャリアアップ助成金 短時間労働者労働時間延長支援コース」
短時間労働者労働時間延長支援コース 事業主の方向けQ&A
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