ぼのぼのと考えよう カスハラってなんのこと?

カスハラ対策

2025年4月11日、消費者庁より、カスタマーハラスメント防止に向けた啓発冊子
『ぼのぼのと考えよう カスハラってなんのこと?』 が公表されました。

この冊子は、消費者と事業者の双方がカスハラについて正しく理解し
その発生を未然に防ぐことを目的として作成されたものです。

人気キャラクター「ぼのぼの」の世界観を通じて
幅広い世代が共感しやすい内容となっており
「お互いさま」の心を大切にする姿勢を伝えています。

✅ 事業者が取り組むべきカスハラ防止対策

以下のような取り組みが、企業・店舗におけるカスハラ防止に有効です。

● 就業規則・社内ルールへの明記

カスハラに関する対応方針や対応フローを
就業規則や社内規程に明文化し、従業員が安心して対応できる体制を整えましょう。

● 従業員への教育・研修の実施

カスハラ事例や初動対応、心身への影響についての定期的な研修を行い
現場対応力を高めることが大切です。

● 管理職・上司によるサポート体制の強化

カスハラを受けた従業員がすぐに相談できる窓口
心理的なケアを受けられる体制づくりも求められます。

● カスハラ対応マニュアルの整備

発言の録音や第三者の立ち会いなど、具体的な対応マニュアルを準備し
トラブルのエスカレートを防ぎましょう。

● 外部機関との連携

特に悪質な事例については
顧問社労士や弁護士、専門機関との連携を視野に入れた対応が必要です。


意見を伝える際のポイント

「意見を伝える」ときには次の3つのポイントを参考にしてみてください。

  1. 一呼吸、置こう
  2. 言いたいこと、要求したいことを「明確に」そして「理由」を丁寧に伝えましょう
  3. 事業者の説明も聞きましょう

内容は主に消費者向けとなっていますが
事業者側としても、対応マニュアル整備や従業員教育の参考資料として活用できます。
現場対応の見直しにも役立ていただけます。

💡 社労士からのアドバイス

従業員を守るためには、「毅然とした対応」と「安心できる職場環境」の両立が欠かせません。
カスハラは労働災害やメンタル不調の引き金となる可能性もあります。

社労士が解決いたします

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