仕事でのAI利用、メリットは「作業の効率化」/民間調査

デジタル化

エン・ジャパン株式会社は、同社の求人サイト利用者(10~60代)を対象に
「日常・仕事でのAI活用」に関する調査を行い、その結果を発表しました(2025年7月31日)。

調査結果のポイント

  • AIの利用状況
    約3割が日常生活で「週1回以上」生成AIを利用。
    特に若年層で利用が進んでおり、「毎日利用」と回答した割合は10代で37%、
    20代で30%に上りました。
    一方、30代以上は各世代とも10%程度にとどまっています。
  • 仕事でのメリット
     AI活用のメリットとして最も多かった回答は「作業の効率化」(70%)。
    「データ入力や集計が簡単になった」(29%)「ミスが減った」(21%)
    その他にも「発想の幅が広がった」「業務の精度向上」などの声がありました。
  • 戸惑いや課題
     「操作が難しい」「AIの判断が不正確」との回答がいずれも23%。
    人による最終確認や運用ルールの整備が重要です。
  • やりがいへの影響
     AI導入後、「仕事のやりがいが増えた」と答えた人が35%となり
    ポジティブな影響も見られました。

社労士からの視点

AIの普及は今後さらに進むと見込まれますが
企業にとっては「効率化」と「人材育成」の両立が大きなテーマとなります。

  • AI活用により生まれた時間を、従業員のスキルアップや付加価値の高い業務へつなげる仕組みづくり
  • AIの判断ミスを補うためのチェック体制
  • 個人情報や労務管理上のリスクへの対応

これらを整備することが、持続的な成長につながります。

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