喫煙対策は「法令遵守」だけでなく「職場づくり」の重要テーマに

厚生労働省は2025年12月25日、「喫煙環境に関する実態調査」の結果を公表しました。
タバコを吸わない人が多数派となった今
喫煙ルールの理解が曖昧なままになっている企業も少なくありません。
今回の調査結果は、会社がどこまで対応すべきかを考える良い機会になると思います。
健康増進法で求められる喫煙対策の基本
健康増進法の改正により、2019年・2020年から喫煙ルールが大きく変わりました。
第一種施設(学校・病院・行政機関など)
- 敷地内禁煙(屋外喫煙場所の設置は可)
- 敷地内全面禁煙にしていない施設のうち
特定屋外喫煙場所設置 84.8% - 現在、約9割が敷地内全面禁煙を実施しており、制度が定着しています。
第二種施設(事業所・飲食店など)
- 原則屋内禁煙(喫煙専用室の設置は、10.9%)
- 事業所全体では 74.6%が屋内全面禁煙 となっています。
業種による対応の差
- 図書館・販売店・一般事業所:8〜7割が屋内禁煙
- 居酒屋:5割
- バー:2割
- マージャン店:1.6割
- パチンコ店:1割(ただし喫煙専用室の設置が多い)
飲食店は小規模店舗に経過措置がありますが
それでも 6割が屋内全面禁煙 に踏み切っています。
価値観は「タバコ離れ」が顕著
「ワカモノリサーチ」が高校生に実施したアンケートでは
「20歳を過ぎてもタバコを吸いたくない」91.2% という結果が出ています。
「吸いたくない」理由を見ていくと
主に「においが気になる」「体に悪い」の2つの意見がありました。
将来の労働力となる若者の多くがタバコを嫌う時代です。
喫煙環境は、採用力や企業イメージにも直結するテーマになっています。
喫煙対策が遅れる企業が抱えやすい課題
調査結果から見えてくるのは、次のような経営課題です。
- 法令遵守が曖昧で「自社はどこまで対応すべきか分からない」
- 喫煙室の設置コストやスペース確保が難しい
- 喫煙者と非喫煙者の不公平感(休憩時間など)
- 受動喫煙リスクへの不安
- 若手採用で不利になる可能性
- 業界内で禁煙化が進む中、自社だけ遅れる不安
喫煙対策は「ルールを守る」だけでなく、
職場環境の改善・採用力の向上・企業イメージの強化 にも関わる経営テーマです。
社労士として支援できること
喫煙対策は業種や規模によって最適解が異なります。 当事務所では、次のような支援が可能です。
- 法律に基づく 自社の義務範囲の整理
- 喫煙室設置の要否判断や、段階的な禁煙化の 現実的なプラン作成
- 就業規則・休憩ルールの整備による 従業員トラブル防止
- 求人票の記載方法や、採用に不利にならない 職場環境づくりのアドバイス
喫煙対策は「やらなければならない」だけでなく、 企業の魅力を高めるチャンス にもなります。
自社に合った対応を一緒に検討していきましょう。
社労士が解決いたします
労務サポートでは 社会保険の手続きだけでなく、
給与計算、人事制度・従業規則、助成金など幅広い相談を受付ております。
開業して15年以上の経験豊富な社労士が応じますので、安心です。
ぜひお問合せください
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