「労働基準法などの違反」の事案を公開

名古屋の社会保険労務士事務所、労務サポートです。

人事制度

厚生労働省は2023年8月1日から2024年7月31日までの
「労働基準関係法令違反に係る公表事案」を公開しました。

これは、都道府県労働局が労働基準法、労働安全衛生法
最低賃金法などの法令違反の疑いで送検した内容をまとめたものです。

労働基準法違反

以下は愛知県労働局がまとめた違反例です。

愛知県名古屋市昭和区の会社は、労働者2名に
月100時間以上の違法な時間外・休日労働を行わせました。

労働基準法では、時間外労働の上限は月45時間、年間360時間とされています。
違反すると、6か月の懲役、30万円以下の罰金が科されてしまいます。

安全衛生法違反

名古屋市千種区の会社は、高さ7.65メートルの足場で
足場用墜落防止設備を設けることなく、請負人の労働者に作業を行わせました。

日本の法律では、高さ2メートル以上の場所で作業を行うとき
手すりや安全ネット、安全帯などの設置が必要です。


安全対策を怠ると、事故や罰則の対象となるだけでなく
取引先からの信頼がなくなるので、ご注意ください。

名古屋の社会保険労務士事務所、労務サポートは
労働基準監督署からの是正勧告の対応も行います。

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