新しい時代を見据えた労働基準法とは?

名古屋の社会保険労務士事務所、労務サポートです。

2023年10月に
厚生労働省は「新しい時代の働き方に関する研究会」の報告書を公表しました。

新型コロナウイルス感染症の影響による生活様式の変化など
働き方に対する意識が個別・多様化している背景を踏まえ
働き方や職業キャリアに関するニーズを把握しつつ
新しい時代を見据えた労働基準法の課題を整理したものです。

今回は報告書の内容をご紹介します。

労働基準法の制度設計 7つの考え方

案内する女性

新しい時代を見据えた労働基準法の制度設計のため、7つの考えを示しました。
この7つの考え方は、法改正の大まかな方向性だと考えられます。
社内制度の設計のご参考になれば嬉しいです。

  1. 変化する環境下でも変わらない考え方を堅持すること
  2. 個人の選択にかかわらず、健康確保が十分に行える制度とすること
  3. 個々の働く人の希望をくみ取り、反映することができる制度とすること
  4. シンプルでわかりやすく実効的な制度とすること
  5. 労働基準法制における基本的概念が実情に合っているか確認すること
  6. 従来と同様の働き方をする人が不利にならないようにすること
  7. 労働基準監督行政の充実強化

労使コミュニケーションが大切

雇用管理、労務管理の課題の対応をヒアリングしたところ、以下の共通点がありました。

  • 集団・個別双方の労使コミュニケーションを行いながら
    雇用管理・労務管理を実施している。

    例)全社員リモートワーク・バーチャルオフィス
  • 健康管理・職場環境改善を重視し
    社員とのコミュニケーションを踏まえて改善を図っている。

    例)社員アンケートをもとに職場環境の状況を見える化したうえで課題を発見し
    職場環境の改善を行う会社

ヒアリングから、労使コミュニケーションを行いながら、問題に対応していることが分かります。

名古屋の社会保険労務士事務所、労務サポート
新時代を見据えた人事制度の設計をご支援します。

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