注目のジョブ型人事方針、2024年夏に公表予定
労務サポート
最近、ジョブ型雇用が注目されています。
ジョブ型（職務給）とは仕事内容で
必要な経験、スキルが定められており、仕事によって給料が変わります。
ジョブ型についての詳細はこちらの記事をご覧ください。
「ジョブ型人事」なぜ注目される？導入目的と方法をご紹介
令和6年（2024年）5月9日、「第27回 新しい資本主義実現会議」が開催されました。
今回はその内容をご紹介します。
首相コメント（新しい資本主義実現会議）
ジョブ型人事の導入
三位一体の労働市場の実行について議論が行われました。
来年以降、持続的に賃上げを実現するためにも
社内・社外ともに労働移動の円滑化が重要です。
日本企業の競争力維持のため、ジョブ型人事の導入を進めていく方針です。
転職が当たり前の時代になりつつあります。
2013年度から2018年度にかけて
「自分の才能を生かすため積極的に転職する方がよい」
「職場に不満があれば転職する方がよい」 の合計の伸び幅は10.2％と一番大きいです。
他方で、日本企業といっても、企業の経営戦略・歴史などは千差万別であり
自社のスタイルに合った制度を各社が検討できることが大切です。
このため、多数の企業事例を集め
導入目的や雇用管理、導入プロセスについて具体的に明らかにした
「ジョブ型人事指針」をこの夏に公表します。
シニア層の雇用
また、シニア層の仕事の機会を提供するため、ジョブ型人事の導入と併せて
定年年齢などを見直した企業にも情報を提供していただきます。
AI、DXの導入
次に一人あたりの労働生産性は、近年 大企業が急速な伸びているのに対し
中小企業の伸びが停滞しています。
特にスキルが不足している従業員に対して
効果があるAI（人口知能）の導入や、DX（デジタルトランスフォーメーション）をはじめ
省力化投資について、具体化プランを検討し、支援を強化していく方針です。
「ジョブ型人事方針」がどのような内容になるのか注目ですね。
名古屋の社会保険労務士事務所、労務サポートは
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