男性育休に関する男女の意識差は?

育児をしている男女

名古屋の社労士事務所、労務サポートです。

男性の育児休業の取得率は、2022年の調査で「17%」でした。
過去最高の数字ですので、これから伸びることを期待したいです。

パーソル総合研究所は、全国の男女1100人に対し
「男性育休に関する本音調査」の結果を発表しました。

男性に「育児に積極的に参加したいと思うか?」と尋ねたところ
76.3%の男性が「参加したい」と回答しました。

パーソル研究所 (https://www.persol-group.co.jp/news/20231117_12987/より引用)

一方、家事・家事への取り組みについては
「どちらかというとパートナーからの指示を待つ」「パートナーの指示を待つ」は
女性4.9%に対し男性は23.1%と、男性で指示待ちの比率が高いです。

「赤ちゃんへの接し方が分からない」「自ら行動するとなぜか妻に怒られる」など育児に参加したいけど
どうすればいいか分からない男性の本音がうかがえます。

適切な育休期間を「1か月以上」と回答した男性は67.9%に上ったが
実際に自分が取るとしたら、その割合は50%と減少してしまいました。

男性育休について「取らない」「1か月未満」と回答した理由を聞くと
男性は「代替人員不足」(21.4%)、「上司や同僚に迷惑をかけたくない」(19.2%)などが上位を占めます。

女性は「育休中のパートナーの役割がよく分からない」(22.2%・1位)
「パートナーが育児をするイメージがわかない」(14.6%・3位)など
男性の「取るだけ育休」「指示待ち育休」への懸念があるとしています。

調査員は、会社が男性育休を取りやすい風土を作ること
パートナー同士の育児・家事に関する準備や話し合いが
真の男性育休普及につながると指摘しています。

名古屋の社会保険労務士事務所、労務サポートは
男性が育児休業を取りやすい環境づくりをご支援します。

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