生成AI時代に求められる人材とは?企業のDXは加速!
名古屋の社会保険労務士事務所、労務サポートです。
ChatGPTなど生成AIが話題になっています。
AIが感情を持ち、人間と交流・対立するSF作品は多くありますね。
SF作品が現実になる日も近いかもしれません。
さて、経済産業省は
「生成 AI 時代の DX 推進に必要な人材・スキルの考え方」 (令和 5 年 8 月)を公開しました。
今回は、その内容について、解説します。
日本はAI導入に尻込み
生成AIは導入のハードルが低く、個人で利用者が増えています。
しかし、日本の企業のAI導入率はわずか「24%」です。
情報漏洩や著作権侵害のリスクもあり、業務に利用している企業は「9.1%」となっています。
世界では平均「40%」生成AIが導入されているので、この流れは加速していくでしょう。
生成AI時代に乗り遅れないために、情報漏洩や著作権侵害に注意しながら
実際にAIに触れて何ができるかを確かめてください。
そして、安心してAIを使える組織文化を育てるために、
企業はAI利用のガイドラインを作成してみましょう。
日本ディープラーニング協会は、生成AI利用ガイドラインのひな型を公開しています。
AI活用に必要なスキルは
AIを適切に利用するためには、以下の3つのスキルが重要です。
- 指示(プロンプト)の習熟
- 言語化の能力
- 対話力
つまり、人間が言語を使ってAIを使う以上、AIと「対話」する力が必要となるわけです。
一方、AIに頼りすぎると、社会人が成長する機会が失われてしまうデメリットもあります。
生成AIを利用すべきか?AIが生成した文章、画像などをそのまま使ってよいのか?
を考える「AIリテラシー」を持つ人材を増やすことが急務です。
名古屋の社会保険労務士事務所、労務サポートは
企業のデジタル化をご支援します。
日本ディープラーニング協会「ガイドライン」https://www.jdla.org/news/20230501001/