長時間労働の是正・新しい働き方への対応が本格議論新着!!
厚生労働省の労働基準関係法制研究会は、最新の報告書において「労働時間法制の抜本的見直し」を最重要テーマの一つとして掲げました。 働き方の多様化・テレワーク・副業兼業・雇用形態の変化により現行法では十分に対応しきれない課題 […]
【2026年4月から】健康保険の被扶養者認定が分かりやすく!年間収入の算定方法が見直されます新着!!
2025年10月、厚生労働省は「健康保険の被扶養者の認定」に関する年間収入の算定方法について、新たな通達を出しました。これにより、2026年4月1日から被扶養者認定の基準が一部見直されより的確な判断ができるようになります […]
カスハラ指針、求職活動等セクハラ指針― 令和8年10月施行予定 ―新着!!
厚生労働省は2025年11月、労働政策審議会において①カスタマーハラスメント指針②求職活動等におけるセクシュアルハラスメント指針の素案を提示しました。 これらは、改正労働施策総合推進法に基づき新たに策定されるもので令和8 […]
「子育てペナルティ」を企業人事データから分析
「子育てペナルティ(child penalty)」とは子どもを持つことをきっかけに特に女性の収入・昇進・キャリアが大きく低下し、その影響が長期間続く現象を指します。 世界中で確認されている概念で、日本でも近年強く注目され […]
政府の最新「総合経済対策」決定
政府は2025年11月21日、「総合経済対策(令和7年度)」を閣議決定しました。対策規模は 国費ベースで21.3兆円 とされ以下の3本柱で構成されています。 総合経済対策の3本柱 中でも中小企業に特に関係が深いのは①物価 […]
同一労働同一賃金ガイドラインの見直しについて
厚生労働省は2025年11月21日「同一労働同一賃金ガイドラインの見直し(案)」 を公開しました。 改定案では、これまでガイドラインに明記されていなかった手当・休暇制度について新たに判断基準を示すなど、企業の待遇設計に大 […]
シニア社員の“働きがい”を高める ― ジョブ・クラフティングのすすめ
少子高齢化が進み、企業においてシニア社員の活躍がますます重要になっています。近年注目されているのが、社員一人ひとりが自らの働き方を主体的に見直し仕事に新たな意味や価値を見出す 「ジョブ・クラフティング」 という考え方です […]
【年末調整】マイカー通勤の「通勤手当、非課税限度額」引上げ
令和7年11月19日に公布された改正によりマイカー通勤者への「通勤手当の非課税限度額」が引き上げられました。 令和7年4月1日以後に支払われる通勤手当から適用され年末調整で精算が必要となるケースがあります 。 改正のポイ […]
人手不足を乗り切る鍵は“労働移動+多様性”戦略 — 経団連の提言から
日本経済団体連合会(経団連)は11月、「『労働移動の積極的な推進』実現に向けたアクションプラン」を発表しました。 この提言では、まず、日本では平均勤続年数(12.4年)が他の主要国より著しく長く(アメリカ3.9年、韓国6 […]
【2029年10月~】すべての事業所が、社会保険強制加入?任意適用のメリットと手続き
この度は、社会保険の任意適用についてご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。 社会保険労務士の視点から、社会保険の適用対象外となる個人事業所が任意に社会保険に加入できる「任意適用」制度についてそのメリットと手続きを […]
「諦めきれなかったから、続けられた」社労士合格ストーリー
2025年、事務所スタッフの岩田さんが、念願の社会保険労務士試験に合格しました。今回の記事では、岩田さんが合格に至るまでの道のり、勉強方法、そして今後の目標についてご紹介します。 「これから社労士を目指したい」「勉強が続 […]
【令和8年度】~賃上げ・人材活用を支える三位一体の労働市場改革~厚生労働省予算概算要求の概要
厚生労働省は、令和8年度の予算概算要求を公表しました。今年度の重点テーマは、「物価上昇を上回る賃上げの定着」と「多様な人材の活躍促進」を軸とした、三位一体の労働市場改革です。 企業経営にも直結する内容が多く特に人事労務管 […]
「ライフデザイン経営」で社員のウェルビーイングを支える
経済産業省は、「ライフステージを支えるサービス活用による多様な人材活躍を推進するための情報発信サイト」を開設しました。 「ライフデザイン経営」とは 「ライフデザイン経営」とは、「社員がキャリアとライフを両立し充実したライ […]
デジタル化で“現場の不安”を減らすには
エン・ジャパンの最新調査によると、職場のデジタル化が進んでいると感じる人は約66%。一方で、4人に1人は「デジタル化に不安を感じている」と回答しています。 中小企業では、「業務を効率化したい」「AIを導入して改善したい」 […]
「過労死白書2025」が示す警鐘、増える“人間関係トラブル”と長時間労働、今こそ職場の見直しを
厚生労働省は、「2025年版 過労死等防止対策白書」を公表しました。今年の白書では、精神障害に関する労災請求件数が2010年度の3倍以上に増加しており、特に「自殺以外」の事案が約3.5倍に増えています。 背景には、「パワ […]

