外国人建設技術者の採用・定着に役立つハンドブック

国土交通省より、中堅・中小の建設企業を対象にした
「外国人建設技術者の採用・定着に向けたハンドブック」が公表されました。
建設業の外国人材受け入れ
建設業の人手不足対策のため、外国人材の受入れが考えられており
実際に、建設業における外国人材の数は
2015年の1,958人から、2024年の16,161人まで増加しています。
なお、ハンドブックでは「外国人建設技術者」を
「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を有す外国人材であり
施工管理技術者、設計技術者や測量技師として従事する者としています。
このハンドブックでは、外国人技術者を受け入れる際の
採用準備・受入環境の整備・定着支援のポイントが詳しく解説されています。
さらに、実際に外国人技術者を受け入れている企業の事例紹介も掲載されており
現場で役立つ具体的なヒントが得られる内容となっています。
また巻末には
- 在留資格申請手続きの概要
- 外国人の入国後の生活支援情報
- 主な送出し国(フィリピン・ベトナムなど)の基礎情報
といった実務に役立つ資料も充実しています。
これから外国人技術者の採用を検討している企業だけでなく
すでに採用を進めている企業にとっても、実務の見直しや改善に役立つ内容です。
ハンドブックは、以下の国土交通省のページからご覧いただけます。
👉 外国人建設技術者の採用・定着に向けたハンドブック(PDF)
社労士にご相談ください
外国人材の受け入れは企業にとって大きなチャンスである一方
採用から定着までには多くの準備と配慮が求められます。
労務管理や、社内体制の整備など、専門的な対応が必要な場面も少なくありません。
当事務所では、建設業をはじめとする中小企業の皆さまに向けて
外国人雇用に関するサポートを行っております。