【働き方改革】カルビーが「ハイブリッドワーク」へ移行

新型コロナウイルスの流行をきっかけに
テレワークを導入する会社が増えました。
しかし、新型コロナの収束を機に、テレワークの在り方が変わっています。
2025年6月、カルビー株式会社は
これまで導入していた「モバイルワーク」(利用日数・場所に制限のないリモートワーク)から
出社と在宅を柔軟に組み合わせる「ハイブリッドワーク」への移行を発表しました。
ハイブリットワークの特徴
この新制度では、社員が業務の性質や成果から逆算して働き方を選択できるのが特徴です。
上司が必要と判断した場合には出社を促すことも可能で
オンラインでは難しい対話やチーム連携を重視した
リアルなコミュニケーションの機会も確保されます。
さらに、本社オフィスの増床や、申請制による遠隔勤務制度「スマートワーク」など
社員の多様なニーズに応える制度も同時に導入。
全社員の活躍を支える柔軟な働き方の実現に向けた環境整備が進められています。
◆社労士からのひとこと
カルビーの取り組みは、単なるリモートワークの導入にとどまらず
「業務成果を起点とした働き方の選択肢」を制度化した点が注目されます。
中小企業でも、社員の自律性と組織としての一体感の両立を目指すうえで
- 出社と在宅のバランスの設計
- 運用ルールや管理者の判断基準の明文化
- オフィス環境やツールの見直し
といった観点から、段階的な導入が可能です。
働き方の刷新をお考えの事業者様は、制度設計や就業規則改定のご相談も承っております。
参考ページ「ニューノーマルから5年でオフィス勤務者の働き方を刷新
仕事の目的・成果から時間と場所を自律的に選択して働く『カルビーハイブリッドワーク』