【女性活躍推進】「女性版骨太の方針2025」が決定 ~経営者として知っておきたいポイント~

2025年6月10日、政府は「女性版骨太の方針2025」を決定しました。
本方針では以下の5つを重点分野として掲げ
地域・職場・家庭それぞれでの取組の強化が明示されています。
- 女性に選ばれ、女性が活躍できる地域づくり
- 全ての人が希望に応じて働くことができる環境づくり
- あらゆる分野の意思決定層における女性の参画拡大
- 人の尊厳が守られ、安心・安全が確保される社会の実現
- 女性活躍・男女共同参画の取組の一層の加速化
女性デジタル人材育成プラン
また、女性のキャリア形成を後押しするために
「新・女性デジタル人材育成プラン」も策定されました。
ここでは、女性の働き方を4つのパターンに分類し
それぞれに合った支援メニューを提示しています。
①デジタル人材として就業し、活躍する
女子中高生のデジタルへの親しみ・スキルを職業選択につなげます。
②育児・介護等と両立させながらデジタルを活用して働く
女性デジタル人材を育成するためのセミナーや就労につなげる相談支援
企業とのマッチングへの支援を実施します。
③デジタルスキルを身につけてキャリアアップ等を図る
事業主等が行う職業訓練等に対し、訓練経費等を助成することによってデジタル人材の育成を支援します。
④デジタル技術を活用して起業・事業展開を図る
起業を目指す若手人材などを
世界のイノベーション拠点に派遣する事業における女性起業家向けプログラムを実施します。
■ 経営者の皆さまへ:現場で求められる視点とは?
「女性活躍」と聞くと大企業向けの話と思われがちですが
中小企業や地域密着型の事業所にこそ、次のような視点が今後求められてきます。
- ライフステージに応じた柔軟な働き方の整備
→ 産休・育休制度の運用改善、時短勤務、在宅勤務制度の導入など - 職場の風土づくり
→ キャリアアップ支援の可視化、上司によるアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)への配慮など - デジタルスキル支援
→ リスキリング(学び直し)支援、社内IT研修の導入など
■ 社労士としてお手伝いできること
当事務所では、女性活躍推進に向けて次のようなサポートをご提供しています。
- 就業規則の見直しと制度整備
- 両立支援助成金の申請サポート
- 育休復帰プランの設計
- ハラスメント防止体制の構築支援
- デジタルスキル研修導入のご相談 など
政府の方針は企業に対する義務ではありませんが、今後の採用・定着・評価制度づくりのヒントとして、大いに参考になります。
「女性が長く働ける会社づくり」は、「誰もが働きやすい職場づくり」につながります。
「うちの規模でも何かできるのか?」とお悩みの方も、まずはお気軽にご相談ください。
🔗 詳細はこちら:
女性版骨太の方針2025(内閣府)
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給与計算、人事制度・従業規則、助成金など幅広い相談を受付ております。
開業して15年以上の経験豊富な社労士が応じますので、安心です。
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