2024年問題に対応「緊急物流パッケージ」
名古屋の社会保険労務士事務所、労務サポートです。
政府は2023年10月に、2024年問題に対応するため
「物流改革緊急パッケージ」を公表しました。
何も対策をしなければ2024年度には14%、2030年度には34%の輸送力不足の可能性があります。
ドライバーの賃上げに向けて
貨物自動車運送事業法に基づく適切な運賃について
荷待ち、荷役の対価を加えるように議論をする予定です。
物流業界の職場環境を整備するために
賃上げや人材確保など、早期に取り組むべきことを
政府の経済対策に入れる予定です。
物流改革緊急パッケージの概要
1.物流の効率化
2.荷主・消費者の行動変容
3.商慣行の見直し
物流の効率化
即効性のある設備投資・物流DXの推進
モーダルシフトの推進など
消費者の行動を変える
宅配の再配達の半減のために、ポイントを還元します。
荷主の行動を変える
会社の行動を変えるために、以下の対策をする方針です。
- トラックGメンによる監視体制の強化
- 「標準的な運賃」の引き上げ
- 適正な運賃の収受、賃上げ等に向け、次期通常国会での法制化を推進