キャリアアップ助成金(正社員コース)の変更点①【2022年4月~】

キャリアアップ助成金(正社員化コース)の概要
キャリアアップ助成金(正社員化コース)
非正規雇用の労働者を正社員にするまたは処遇の改善を行った企業に対する助成金です。
有期雇用→正規雇用 54万円 (生産性の向上が認められれば72万円)
無期転換→正規雇用 28万5千円(生産性の向上が認められれば36万円)が助成されます。
申請方法
- キャリアアップ計画の作成
- 正社員転換の規定がない場合の就業規則の作成・変更
- 正社員転換
- 転換後6カ月以上の賃金支払い
- 支給申請(6ヶ月以上の賃金支払いの翌日から2カ月以内)
キャリアアップ助成金の変更点
2022年10月からキャリアアップ助成金(正社員化コース)が以下3点変更されます。
- 正社員になった後に、賞与 または 退職金制度および 昇給の実施が規定されている就業規則が適用されている
- 正社員になった後に試用期間を設けた場合、正社員に転換したとみなしません。
- 正社員になる前の賃金額と計算方法に、 正規雇用労働者と異なる雇用区分の就業規則が 6か月以上適用
半年以上の規程の運用が求められるため、2022年4月から就業規則を変更点を満たすように整備する必要があります。
詳細は動画で説明しております。
申請の際は就業規則の作成・変更が必要になります。
労務サポートでは就業規則の作成についてもサポートしております。